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Erika Tanaka
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士 (工学)。
日本学術振興会特別研究員 (PD・海洋研究開発機構) を経て、現在は高知大学海洋コア国際研究所の助教として勤務しています。
研究では、海底から採取した堆積物の同位体比 (同じ元素の中でも質量数の異なる核種の割合) の測定を行っています。
「船に乗り、海底の泥を採取し、同位体比を測る」という研究は、とても時間と労力がかかりますが、結果が出てきたときの喜びは非常に大きいです。
私は、幼少期からライフセービング活動に関わっており、多くの時間を海のそばで過ごしてきました。
ライフセービング活動というと、夏の砂浜での監視活動をイメージされる方が多いと思いますが、そのほかにも、救助技術を競う競技会や、知識を伝達する講習会の開催を通じて、世界中のライフセーバーと一緒に「水辺の事故ゼロ」を目指しています。
研究でも、ライフセービング活動でも、一人でも多くの人に海の魅力と楽しさを伝えていきたいです。