この度，東京大学工学系研究科とヒューリック株式会社が主催し，大田招聘研究員，桑原招聘研究員らが企画運営を務める小中学生向けの自然体験イベント「自然に学ぶみんなの学校」が開催されました．

8月7日（月）～9日（水）には「みんなの学校in新潟妙高」が，国立妙高青少年自然の家で合宿形式で行われ，日本全国から約100人の小中学生が参加しました．東京大学教員によるレクチャーや若手教員・研究員によるブース形式の自然体験学習が実施され，加藤所長がレクチャーを行い，藤永研究員，矢野研究員，見邨研究員，浅見招聘研究員は他大学の教員と共に鉱物・岩石・砂の観察，黒曜石を使ったやじり作りなどの自然体験学習の講師を務めました．参加した児童・生徒からは，「とても楽しかった！また参加したい！」という声が聞かれ，とても充実した時間を過ごすことが出来たようでした．

また，8月20日（日）・21日（月）に行われた，「みんなの学校in東大」には，約120人の小学生が参加し，鉱物資源フロンティアミュージアム「ミネラフロント」の見学，鉱物観察のワークショップに加え，ココアパウダーと練乳を使ったカルデラ火山形成の模擬実験を行いました．参加した児童からは多くの質問があり，その熱量に驚かされるとともに，そのような子どもたちにさらに自然が好きになるきっかけを与えられたのではないかと思います．