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Column2022.10.05
調査航海 KM22-11C に参加しました
主任研究員の見邨和英です。9 月 16 日から 25 日まで、調査航海に参加していました。このブログでは、調査の概要と船での生活についてレポートします。
調査航海の概要
今回は、野崎達生招聘研究員が首席を務める「KM22-11C」という調査航海に乗船しました。
2015 年に伊豆諸島の青ヶ島沖で、海底熱水噴出孔が発見されました。ここで採取された岩石は金を豊富に含んでいることから、将来の海底資源として注目を集めています。今回の調査航海は、そんな青ヶ島沖の熱水サイトについて、ROV(無人探査機)の調査と船上からの物理探査を組み合わせて、金が濃集するメカニズムを明らかにするという目的で実施されました。
詳しくは以下の記事もご参照ください。
ゴールドラッシュおきるか 深海に眠る金鉱脈(外部ページ)
私は主に物理探査を担当していました。
↑モニターが並ぶリサーチルーム。様々な観測機器で得られた情報がリアルタイムで表示されます。↑船の位置とモニターの映像を見比べながら、海底熱水活動の兆候が見られないか検討します(手前右が筆者)。
今回の航海では、動画にして 40 時間以上という膨大なデータが得られました。これから解析するのが楽しみです。
船での生活
↑海洋研究開発機構(JAMSEC)の調査船「かいめい」に乗船しました。
↑研究者の部屋はこのようになっています。デスク・ベッドのほか、冷蔵庫やロッカーなども備え付けられています。
↑司厨員の方が毎食おいしい食事を提供してくれました。船での楽しみの一つです。
まとめ
今回の航海では、天気や海況などの悪条件が重なって計画通りの調査を行うことはできなかったのですが、私にとっては大量の物理観測データが得られて非常に有意義な調査航海になりました。これからデータの解析を頑張りたいと思います。